85点
Kindleで読書
一言
『自分で自分がクズと認識して行動すればいいかも。体の関係がなくとも続く関係ならそれのほうが貴重だし、体の関係を持つからこそ壊れる関係になる』
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直木賞受賞作家の作品
はじめて直木賞候補作になった作品
恋人とか愛人、夫婦みたいな形式的に決まった関係になると壊れてしまう関係もある
体の関係を持つと壊れるから、持たないでもいいなら、それのほうが貴重だからずっとそのままいたほうがいい関係もある
最後の書評にもあるように登場人物全員クズだが、自分がクズだと認識しているし、クズ同志だからどちらかが一方的に相手を傷つけているわけでもない。
なんとなくずっと読み進めてしまう面白さがある本
この作者の別の本も読んでみようと思う
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